子育て

生後二ヵ月からワクチンデビュー【赤ちゃんの予防接種】【高額なロタウイルスワクチンってするべき?】

生後二ヵ月からワクチンデビュー

予防接種スケジュール

 

画像引用:https://www.know-vpd.jp/children/

 

NPO法人 VPDを知って子どもを守ろうの会 おすすめ
予防接種スケジュールのダウンロード

 

生後二ヵ月から予防接種デビューです。

うっかり忘れやすいので、スケジュール帳等にいつワクチンを受けに行くか書き込むことをオススメします。

私はグーグルカレンダーに予定を入れています。

 

生後二ヵ月からのワクチンが3種も!ロタを入れると4種!一度に打っても大丈夫?

 

先日、息子がワクチンを接種しました。

生後二ヵ月からのワクチンが3種もあります。

一度に3つも4つもワクチンを打っても大丈夫なのか心配で病院に聞きました。

 

「多くの赤ちゃんがそうしていて、今まで特に問題はありませんでした。

ご心配なお母さんは何回か分けてくるのですが、病院に何回も連れてくるのも心配ですよね。」

 

との回答でした。

確かにインフルエンザが流行っていたので病院に何度も通うのはリスクがありました。

そこでワクチンを一度に接種しました。

ロタウイルスワクチンも接種したので4種接種したことになりました。

ロタウイルスワクチンは飲むタイプだったので、注射自体は3回でした。

 

注射3回連続接種した息子の様子

インフルエンザの患者さんがいたので、病院側が配慮してくれて別室で待機することになりました。

その部屋で息子はちょっと緊張した顔で大人しく待っていました(ように見えたw)。

で、注射する時に看護師さんに

「服を脱がせておいてください」

「お母さんは、しっかりお子さんをもっててください」

と言われ、準備。

 

3回も注射されて本当に可哀想でした。

もちろん、ギャーギャー真っ赤になって泣いてました。

産まれてきた時もこんなにすごい声出てなかっただろうってくらいに(*_*;

もう泣きすぎて、腕まで真っ赤になっていました。。

看護師さんと一緒に私も息子を抑えていないといけなかったので、少し辛かったです。。

子どもの頃、歯医者さんで母も看護師さんと一緒になって私を抑えていた時

ショックだった記憶があったので( ;∀;)。。

本人の為なので仕方ないですが。。

 

 

定期接種と任意接種がある

 

赤ちゃんのワクチンは全部公費で賄えると思っていた私。

公費以外で接種が推奨されるワクチンがあったのです!

それが後述しますがロタウイルスワクチンです。

 

【定期接種】

●予防接種法で定められた「法定接種ワクチン」のことで、国や自治体が勧奨しているワクチンです。

引用:http://japanvaccine.co.jp/vaccine/inoculum/inoculum01.html

自治体によっても多少異なるそうですが、定期接種のワクチンは期間内なら公費で賄われます。

この「期間内」を過ぎてしまうと無料で受けられなくなってしまいます!

ワクチンのスケジュールはきちんと立てておく必要があります。

【任意接種】

定期接種以外で、日本で受けられる予防接種と、定期接種の期間外に受けるものが対象となり、すべて有料となります。

※任意接種ワクチンに対しても、自治体によっては公費助成制度がある場合もありますので各自治体に確認してください。

引用:http://japanvaccine.co.jp/vaccine/inoculum/inoculum01.html

任意接種だからといって、受ける必要がないわけではないそうです。

任意接種であっても、重い後遺症を残したり、死亡の危険性もあるVPD(ワクチンで予防できる病気)のためのワクチンであることには変わりありません。せっかくワクチンで予防ができるのに任意接種を受けないことは、子どもたちに大きな感染症のリスクを負わせることになります。

引用:http://japanvaccine.co.jp/vaccine/inoculum/inoculum01.html

日本で接種可能なワクチンの種類

画像引用:https://www.niid.go.jp/niid/ja/vaccine-j/249-vaccine/589-atpcs003.html

 

ロタウイルスって何?

ロタウイルスは乳幼児における下痢症の主要な病原体である。

離島国などを除き世界中でほとんどの乳幼児が5~6歳までに一度はロタウイルスの感染を経験する。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ロタウイルス

ロタウイルスは多くの乳幼児がかかるウイルスのようです。

ロタウイルス感染症は、乳幼児をはじめ子どもに多い急性胃腸炎を引き起こす感染症で、2〜3月にかけて最も多く発生します。他のウイルス性胃腸炎にくらべて下痢や嘔吐の症状がはげしいことが多く、入院が必要となる小児 急性胃腸炎の原因のうち50%を占めるとされています。

引用:https://family.saraya.com/kansen/rotavirus/index.html

主に生後3~24ヵ月、特に生後7~15ヵ月の乳幼児におこります。突然の嘔吐に続き、白っぽい水のような下痢をおこします。脱水が強い場合には入院が必要となることもあります。

引用:http://www.wakuchin.net/vaccine/rotavirus.html

発症と症状

・主に生後3~24ヵ月、特に生後7~15ヵ月の乳幼児に発症

・殆どの子どもが5、6才までに経験する

・突然の嘔吐と水の様な下痢を起こし、1週間ほど続く

・39℃くらいの発熱

対策

・手洗いする

・タオルを清潔なものに出来るだけ取り換える

 

かかってしまったら

ロタウイルスは感染性が強く、また抗生物質やその他の治療薬は効果がない。衛生状態の改善ではロタウイルス感染症の蔓延を防ぐことができず、一方で経口補水を行なってもなお入院率が高いため、ロタウイルスへの主な医療介入には予防接種が行われる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ロタウイルス

・症状が少し落ち着いた時に、少しずつ水分補給を行う

・下痢止めは使わない(ウイルスを排出する為)

・脱水症状が強い場合は入院が必要

便の処理は適切に!

・マスク、手袋をして便の処理をする

・便は乾燥しないうちに処理する

・0.1%以上の塩素系漂白剤調製液を作成して消毒

※アルコールでは殆ど効果がない

 

ロタウイルスワクチンが高額!受けさせる?

ロタウイルスワクチンの値段

出来るだけ病気を防いであげたいし、受けさせてあげたいのが親心。

そのロタウイルスワクチンは二種類あるそうで、いずれも経口投与です。

ワクチンの種類(1価、5価)により接種スケジュールが異なります。
生後6週から接種でき(推奨は8週から)、4週間隔で2回または3回接種します。
接種できる期間が短いので、初回接種を生後8週から、遅くとも15週未満までに受けるようにかかりつけ医と相談しましょう。

引用:http://www.wakuchin.net/vaccine/rotavirus.html

ロタリックス

ワクチン1価、2回接種で1回12000円~14000円程度(病院によって違うので要確認)。合計で24000円~28000円程度になる。

Rotarixは1価の弱毒生ヒトロタウイルスワクチンで、G1P[8]株の1株のみを含む。Rotarixは乳幼児に2回接種することでG1株および非G1株(G3、G4およびG9株)によるロタウイルス性胃腸炎の予防に適応される。このワクチンは2008年4月にアメリカ合衆国FDAの認証を受けた。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ロタウイルス

ロタテック

ワクチン5価、3回接種で1回8000円程度(病院によって違うので要確認)。合計で24000円程度になる。

RotaTeqは5価の経口生ワクチンで、遺伝子再集合によって合成された5種のウイルス株を含む。遺伝子再集合で合成されたA群ロタウイルスの親株はヒトとウシから分離された。含まれる5種のウイルスの内、4種の再集合ウイルスはヒトロタウイルス(G1、G2、G3およびG4株)由来の外膜タンパク質VP7と、ウシロタウイルス(P7)由来の吸着タンパク質VP4を発現する。残りの1株はヒトロタウイルス(P1A)由来の吸着タンパク質VP4とウシロタウイルス(G6)由来の外膜タンパク質VP7を発現する。2006年にアメリカ合衆国FDAがRotaTeqの米国内における使用を認可し、同年8月にはカナダの保健省がこれに続いた。メルク社は各国における政府や非政府組織の協力者に働きかけ、発展途上国におけるRotaTeqの普及に努めている。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ロタウイルス

 

ロタウイルスワクチンは最近始まったもの

ロタウイルスは比較的新しいワクチンです。

今まではロタウイルスの感染を経験する子どもが殆どでした。

嘔吐や下痢、発熱で保育園を休ませないといけなかったり、ママたちは大変だったみたいです。

一部は重症化するそうですが、

ちゃんと水分補給させておけば数日で治る病気なのでそこまで深刻に考えなくてもいい病気だそうです。

 

受けさせる場合は離乳食が始まるまでに!

画像引用:http://www.wakuchin.net/vaccine/rotavirus.html

 

ロタウイルスワクチンは月齢が高くなるにつれて副作用のリスクがあがるそうです。

中には重症化するケースがあったようです。

そのため、接種可能な期間が設けられています。

 

ロタウイルスワクチンの副作用

副反応(共通)
易刺激性 7.3%  下痢 3.5% 咳そう、鼻漏 3.3%
その他海外の報告では 鼓腸 腹痛 皮膚炎 腸重積などです。

腸重積:まれに報告があるようです。接種後ぐったりする、強く泣く、泣くのと不機嫌を繰り返す、嘔吐を繰り返す、イチゴゼリー状の血便など腸重積の症状がある場合には医師にご相談ください。
重症複合型免疫不全(SCID)の乳児には接種できません。

ロタウイルスワクチン接種後の注意点

ロタウイルスワクチンを接種後は、排便があった時に手袋でオムツを変えるなどの対応が必要です。

大人に感染したとしても軽症らしいのですが、私は一応手袋でオムツを変えたりしていました。

消毒は0.1%以上の塩素系漂白剤調製液で行います。

もし服に便が付着した時には80℃以上のお湯で2分間消毒しましょう。

 

ロタウイルスワクチンの個人的体験談

 

病院に電話してワクチンの値段を聞いたが・・・

息子はロタウイルスワクチンのワクチン1価の方のロタリックスを接種しました。

2回接種する方です。

 

病院に電話をかけて値段を聞きました。

病院のスタッフ「1万円くらいしますけど、どうされます?」

 

しょうがないか、息子のためだし・・・と思って接種を決めました。

 

しかし請求された額は14000円。

 

1万円くらいのくらいに4000円って入るのか?!

と思って正直びっくりしました。

4000円って結構違うと思うけどな・・・。。

1万円なら2回打っても2万円。

1万4千円なら、2回打つと2万8千円。3万円近いです。

聞いていた話と違う。。

 

回数を減らしても効果はある

困った、2回目も14000円を支払うのか?!

息子の為にケチりたくないとは思いましたが、

3万円近い金額・・・ためらうよ、ためらう。

そこで調べました!

 

ロタリックス(2回接種型)のロタウイルスワクチンは1回の接種で80%ほど予防できる。*

2回目で90%ほどになる。。

 

ロタテック(3回接種型)は1回の接種で50%ほど予防でき、2回目で80%ほど予防できる。*

3回目で90%ほどになる。

※参考:http://home.k04.itscom.net/hskwcc/info4/vaccine/rota.html

 

今の段階で80%予防できる!

ならば、1回でも良くないか?

そう判断して2回目のロタリックスの予約をキャンセルしました。

ロタウイルスワクチンを受けさせたい!

でも高額で躊躇っているママたちはたくさんいると思います。

一回でもいいじゃないですか!と私は言いたいです。

回数を減らしても予防できる確率は受けないよりは各段に高いのですから。

ただ経口タイプのワクチンなので、吐き出さないように注意が必要です。

吐いたら14000円が台無し・・・( ;∀;)ママ悲しすぎるよ!

お腹がある程度空いている時で確実にごっくんしてくれる時に接種しましょう!

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