子育て

ネットの情報はNG?!乳児湿疹の体験談【生後数週間~9ヵ月まで】

乳児湿疹に悩まされる

 

息子は生後2、3週間ほどで乳児脂漏性湿疹に悩まされるようになりました。

その体験とともに記事を書いていきたいと思います。

 

乳児湿疹とは?

乳児湿疹(にゅうじしっしん)とは、顔や体の一部など、乳児期の赤ちゃんに見られる湿疹の総称。生後2~3週間から2ヵ月頃に多く見られる

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/乳児湿疹

原因は母乳が悪いワケではないよ!

胎内で母親から受け継いだホルモンの影響が続く生後2ヵ月までは、赤ちゃんは皮脂分泌が盛んなため皮脂量が多い頭、顔、脇の下などに湿疹が出る。乳児湿疹がなかなか治らない場合は、アトピー性皮膚炎の可能性もある。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/乳児湿疹

母乳が悪いのか?食べている物を見直さなければいけない??と悩みましたが、実際は母乳ではなくてホルモンの影響みたいです。

実際に母乳に強いこだわりのあるお母さんが甘いものや脂っこいものに気を付けていてもなった、などの話も聞き、母乳が原因ではないようだと思いました。

 

症状は?

乳児湿疹の中でも代表的なのは、新生児ざそう(新生児にきび)と乳児脂漏性湿疹である。新生児ざそうは、生後1~2ヵ月をピークに、頭や頬、額などに思春期に出来るにきびのような黄色やピンクのポツポツが出る。また乳児脂漏性湿疹は、髪の生え際やまゆ毛、鼻など皮脂分泌が盛んな場所に、ふけのようなかたまりがこびりついたり、脂っぽいかさぶたのようなものがつく。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/乳児湿疹

乳児脂漏性湿疹とは?

 

乳痂(にゅうか)というものが眉や頭皮に出てくる湿疹です。

乳痂(にゅうか)は、乳児の眉や、耳の裏、頭皮、瞼、頬などに生じる黄色がかったベトベトした鱗状、堅いかさぶた状のものである。乳児脂漏性湿疹の症状の一つであり、脂漏とも呼ばれる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/乳痂

↓乳痂(にゅうか)の写真

画像引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Cradle_cap

 

ネットの情報を鵜呑みにして自己流ケアは危険!

 

息子は眉毛にかさぶた状の物が出来ていて、明らかに乳児脂漏性湿疹でした。

うろこ状のものが日に日に増えていくので、ネットで検索すると・・・

 

ベビーオイルでマッサージして取る、その後石鹸をつけて沐浴するとキレイになった!

という記事を目にします。

 

さっそく、ベビーオイルを購入して息子につけ、沐浴させるとかさぶた状の湿疹はキレイになりました。

しかし数時間後・・・画像の様に赤みをともなう湿疹へと変化してしまいました。。

明らかに悪化してしまいました・・・。。

 

ママ友に相談するよりも病院へ!

 

ママ友にもネットで見たやり方のものと同様のことを勧められました。

つい、先輩であるママ友に相談したくなるのも分かるのですが、相談した結果分かったことは・・・

 

肌は十人十色!

 

赤ちゃんのお肌はそれぞれ違うということです。

病院に行くと並ぶし、時間かかるし・・・など考えて自己流ケアすると悪化して結局辛い思いを赤ちゃんにさせてしまうかもしれません。

 

県によってそれぞれ異なりますが、子ども医療費助成を上手く活用して病院にかかりましょう!

 

ローションなどを購入するより安く済む可能性が高いです。

 

病院で処方された薬が即効!

 

病院で処方されたのはプロペトという軟膏の基剤にリドメックスコーワ軟膏0.3%を混合したものでした。

 

リドメックスコーワ軟膏0.3%とは?

引用:https://www.kowa-souyaku.co.jp/

主成分:プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(Prednisolone valerate acetate)

この薬の作用と効果について:
合成副腎皮質ホルモン剤で皮膚の炎症を抑え、赤み、はれ、かゆみなどの症状を改善します。
通常、湿疹・皮膚炎群、痒疹群、虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症の治療に用いられます。

引用:http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=17240

 

乳児湿疹でもよく出される薬のようです。息子が処方されたものは、プロペトとミックスされたものでより濃度が薄いものでした。

 

・1日に1,2回、薄く延ばして患部に塗布

 

合成副腎皮質ホルモン剤はステロイドで、よく効きますが副作用などがよく心配されています。

 

ステロイド剤はいつまで使っていいの?

 

息子の湿疹に塗ると、2,3日くらいでかなり綺麗になりました。

しかし、また出てきては薬を塗ってというのを数回繰り返しました。

現在は湿疹も落ち着き、薬は塗っていないです。

 

ステロイドはダラダラ使わないのが基本

しっかり塗るのは1週間、その後は回数を減らす、他の保湿剤などに変更するなどを考慮すべき。

症状が改善したときは、すぐに塗ることを中止するのではなく、1日1回、2日に1回というように回数を減らして、症状がぶり返さないことを確かめながら減量、中止を考えることが必要です。

引用:https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=1058

上記引用について書かれていた薬は、リドメックスより弱いとされるロコイドなので参考なのですが同様にすぐに中止するより、間を空けながら徐々に減量もしていくと良さそうです。

必ず担当医と相談しながら治療をしていきましょう。

 

納得いかなければ病院を変えてみる!信頼できる医師を見つけよう!

 

病院でもらった薬は即効性があってすぐに息子は治りましたが、ステロイドという説明はありませんでした。

ステロイドを否定するわけではなく、赤ちゃんのためにすぐ治すことも必要だし、ステロイドじゃないと治りにくい場合もありますから理解しているつもりです。

ですが、患者が多いのも分かるのですが、どういう薬かというのも詳しく説明して欲しかったなというのが私の感想です。

 

これから一つの病院と決めつけず、セカンドオピニオンとして他の病院を見つけておくのもいいかも、と思いました。

 

うちの子も今1歳1カ月ですが、乳児湿疹のころ生後約1カ月過ぎたくらいから顔に出る湿疹に悩まされいろいろな病院に行ってみました
先生のタイプもいろいろだから話してても合う先生合わない先生がいました。
私が重点に置いたのはやはりきちんと話を聞いてくれる先生であること。
また症状の出てる部位は必ず見てくれる先生であることでした。

引用:知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1440193854

上記引用のママの意見

・きちんと話を聞いてくれる先生

・部位は必ずみてくれる先生

これは最低限必要だと思います。これをしない先生は論外ですね。他の病院に行くべきです。

 

小児科の専門医にも行ってみた

 

初めにかかったのは、近所の小児科もやっている個人医院でした。

でも、やはり専門医にも見てもらいたいと思い、小児科の専門医でアレルギーも詳しい先生のもとを訪ねました。

 

小児科医「ハウスダストだね。軽度のアトピーだね。耳にもただれも出ているから食べ物のアレルギーも何かしらありそうだね。5カ月頃に血液検査しましょうか。」

ということで、とりあえずはワセリンでハウスダストからお肌を守ることに。

いくら家をきれいにしても、ハウスダストは完全には取り除けないので、ワセリンを塗って皮膚を保護します。

ハウスダストのアレルギーがある場合、ヒルドイドでは防げないらしいです。

ヒルドイドを処方された赤ちゃんで症状が悪化している子がいました。病院を変えて治りました。

 

9ヵ月後の現在の息子

 

上の写真が息子の現在です。

5カ月頃に血液検査をし、卵に若干のアレルギーはあるものの、制限しすぎなくていいとのことでした。

 

生後数週間から湿疹が出ていた息子。

かなり悪化した時期もあり、生後半年ほどまでステロイドのクリームを使っていました。

それでも7カ月、8カ月頃からだんだんとステロイドのクリームをあまりつけなくても治るようになってきました。

9ヵ月の現在は、若干のアトピーの湿疹は出たり、あせもがたまに出たりしますが、パッ見はとても綺麗なお肌です。

9ヵ月の現在はステロイドのクリームはほぼ使っていません。

ステロイドも正しく使えば、一生ステロイド漬けになるということはありません。

(※もちろん、治らずにずっとステロイドを塗っている方もいますので、そういった方はアトピーの専門医を何人か訪ねることをお勧めします。)

少しでも疑問に思った場合は、様々な小児科医にアドバイスを求めたら良いと思います。

 

可哀想なのは、ステロイドを塗りたくないからと言って、自己流の自然派療法などで悪化させてしまうことです。

 

赤ちゃんが痒くて辛くて眠れない方が精神面に影響がある気がして、私はそれならば楽になれる方法を取った方が良いのかと思います。

もちろん、考え方は人それぞれ。この記事は参考程度にしていただけたらと思います。

 

まとめ

 

・乳児湿疹が出たら、自己流はNG!赤ちゃんの肌もそれぞれです。病院に連れて行きましょう!

・医師の対応に疑問を抱いたら、他の病院にも行ってみよう!

 

人のアドバイスやネットの情報が必ず自分の子どもにも合うとは限らない、というのを改めて感じました。

私の息子の湿疹は病院に行って良くなり、ネット&ママ友から教えてもらった沐浴法ではなく、「刺激しない」沐浴法が重要でした。

肌にも極力何もつけないことが大切で、息子には色々なことが刺激になっていたようでした。

私の息子のように、ほかの人と同じ方法が通用せずに悪化する場合もあるので悩んでいるなら、プロの小児科医に相談するべきです。

情報に振り回されるより、ずっと近道だと思いました。

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